計画は割り算だ。

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僕たちは、計画を立てる。

ある達成したい目標が存在する時、それを達成すべき期日と今の状態を考えて、その期日に実際に目標が達成できるように予定を作るのだ。

 

達成したい大きな目標は、さらに小さな手段の積み重ねに捉えることができる。

漠然とした大きなものを分割して考えることで予想のつきやすい状態へ持って行くことができ、より確実性の高い計画をたてることができる。

このとき、小さな目標それぞれに対して必要であろう時間を予想し、それらの足し算によって与えられた期日に最終的な大きな目標が実際に達成できるかどうかを考えることとなるだろう。

 

しかし、その小さな目標の積み重ねによって期日に間に合うような計画を立てられたとしても、計画をたてることは未知の未来を予想することだから、いくら綿密な計画を立てようとも実際に何が起きるかは開けてみないとわからないものだ。

これらの誤差にも対応できるような計画を立てなければならない。

 

そのために例えば予備日を設定するという方法がある。

予備日を設けることによって、予測できなかったトラブルが生じても期日をずらすことなく対処することができるのだ。

それに、予備日があるという精神的余裕から作業効率が高まることだってある。

今回は、その予備日の効果的な設定方法を記したいと思う。

 

 

計画は割り算だ

先ほどの考え方では、分割した小さな目標を足しあわせていって計画を練っていくとした。

しかしこの考えでは期日通りに目標を達成することは難しいのかなと思う。

 

目標のその内容からアプローチするのではなく、その期日、時間的観念からアプローチすると予備日を確保することができ、余裕を持って行動することができるようになるのだ。

 

具体的には、やるべきことを足しあわせて時間配分をするのではなく、時間配分をしてからやるべきことを当てはめていく。

つまり、足し算で計画を練るのではなく、期日の割り算によって計画を練るのだ。

 

この際、割り方もユニークなものにする。

例えば一年契約を考えるとすると、目標までの期間を12ヶ月で割ってはならない。

それを例えば14ヶ月で割るのだ。

そうすれば1ヶ月で終了できそうな計画をもっと早く終わらせるよう心がけて、それによって生じる予備日から精神的余裕を得ることができ、結果的に仕事の能率が上がることになる。

やるべきことも減らないし、期日も延ばせなくて、それでも余裕を持たせたいのなら、それは期限を割って考えるという方法が最適なのである。

 

 

 

 

僕もまだ身についていないことだが、上手く計画を練る能力をいろいろな方法を試してみて得られればと思う。