ベンチャー社長との対談つづき

上げ忘れていたので、ちょっと追加。メモ。

 

誰かが、「どんな学生が尖ってると思いますか」みたいな質問をした。

そしたらそれを聞かれた社長が「最近は学生なのに経営にめちゃくちゃ詳しいやつがいる。そーいうやつ見るとびっくりするね」と言ってた。

 

おいおいちょっと待てと。それ「学生である肩書き」を持ってる状態で「経営の知識」があるからすごいんであって、「経営の知識」だけあるのはすごくないんでしょ?

だったら「学生」ってのは、すごくないこともすごいように見せる弱者証明書みたいなもんじゃん。

当たり前なのかもしれないけど。とがってる学生にそれ挙げられてもなあと思った。本質じゃ無いような。

 

でもよく考えたら、それを探すのが近道なのかなあとも。

「学生なのに」みたいな言い方か。そんな要素があったら社会人によく見られるのだろうか。

でも企業から見たらその「すごい」は「学生なのに」なんだから、企業に入った途端「ふつう」になっちゃうじゃん。「学生なのに」無くなっちゃうから。

なんかそれって悲しいよね。やっぱり肩書なしですごいってなる何かが欲しいもんだね。いつかのエントリでこんなこと書いたな・・・

まあ経営者から見たら、そりゃ経営の知識持ってるってのは魅力的だろうからそこを挙げたんだと思うけどね。深い意味もないと思うけど。

 

ただ、やっぱり学生の本分であるはずの勉学について、まず「すごい」って言う人に会ったことはほとんどないね。

「学生なのに」じゃなくて「学生しか」もらえない評価なのにね。一応それが学生の目標であって、ホントはもっと貴重なはずなのに。

例によって、海外はもっと大学の成績を重んじる傾向にあるみたい。

結果的にそれですごいかどうか測れるか知らんけどさ、学生でなにがすごいかって見るときにまず成績ってなったら、大学の教育も良いものってなるんだろうね。

あ、大学の教育がよくなると、そうなるのか?鶏と卵か。