僕が歯医者を嫌うたった一つの理由
僕は歯医者が嫌いだ。
僕がなぜ歯医者を嫌うのか。
理由は一つしかない。
歯医者は卑怯だから
あいつらは卑怯だ。
先日、取れた詰め物を埋めるため歯医者に行った時のことである。
例のごとく待合室で長く待たされたが、待つのはそんなに嫌いではないので構わなかった。
これから痛みの伴う治療が始まるのだろう・・
しかし、それは自分が招いてしまったものなので受け入れて乗り越えるしかない。
そんな風に考えながら、やっと治療室へ移動すると、まず助手からのブラッシング(歯磨き)が始まった。
そしてブラッシングが終わると、そのまま歯石掃除が始まる。
歯石掃除が終わると、今度は口内を撮影して虫歯がどのくらいあるのかを教えていただいた。
ここまでは、目的である詰め物の処理とは関係がない。
そうこうして、やっと本命の詰め物処理に入る。
作業自体は素早く進み、ものの何分かで終了した。
何も問題なく進んだはずだ。
やっと終わったなあと安心しながら、サービスが充実していてよかったなあとか思いながら会計へ行くと、料金は
¥4000
とのこと。
詰め物処理をお願いしただけなのに。虫歯でさえないよ?いやいや高いっしょ。
これはおかしいと思い話を聞いてみると、
なんとサービスだと思っていたブラッシングや歯石取り、虫歯の確認などが有料だったのだ。
これにはどうも腑に落ちない。
僕はそれらの有料サービスをやってくれとは一言も言っていない。
明確な目的をもって来院したのに、やつらが勝手に色々やってきたのだ。許可も得ずに!
もしそのような有料オプションサービスをやろうとするのなら、
「当院では有料オプションサービスがございます。例えばブラッシング。こちらは¥1000で所要時間は10分となっております。このサービスの効果は磨き残しを無くせることです。ご利用なられますか?」
と聞いていただきたい。
というか聞くべきだ!
やつらは卑怯だ。
実際は対価を払っているものにもかかわらず、あたかも患者に良かれと思ってしてあげている感じを出すのだ。
サービスを受けているときは有り難ささえ感じていたのに。
だから僕は歯医者が嫌いなんだ。
主張
歯医者は有料サービスを行う際、それにかかる金額と時間を教えたのち、患者に許可をとる必要性があると主張する。
なにも言わず、そしてさも当たり前のことのように、善意でサービスしてあげている… そんなまやかしの雰囲気を出すべきではないのだ。