TOEIC860点突破にむけて(リスニング編)

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10月のTOEICの結果が先日出ました。

結果としては885(L:465 R:420)点で、世間一般にいうAランクになりました(860以上とればいいみたいです)。

しかし、実はほとんど勉強していません。英語はぼちぼち使ってましたが、TOEICに関しては半年以上のブランクがありましたし。

ではどうやって860を超えたのか。今日はそれについて書きたいと思います。

 

 

前回の

 

TOEIC初心者が本番までにやるべきたった3つのこと - ボクだけのレンズを通して

 の記事に続く、久しぶりのTOEIC記事になりますが、この記事はある程度点数が取れる人に向けた記事になります。

 

 

僕はTOEIC公開テストを受けるのはかれこれ5回目なのですが、そんだけ受けてると英語力云々ではなく、「このパートではこういう風にやったほうが良いのではないか」とか、「こういう意識でやるとより正答率が上がるんじゃないか」とか考えることがあるんです。

そういうことを、今回はしっかり分析して反映させてみました。

 

Part1、Part2

part1に関しては、時制に死ぬほど注意することが大切です。かなりの頻度で現在進行形が使用されますが、例えば以下のように写真に椅子だけが写っているとき、

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Two chairs are being placed

などと流れても正解なわけないんです。椅子はすでに置かれているんですから。

でも、単語的には写真から想像できるものばかり並べられてるんで、間違って選んじゃうんですよね。。。

これに対策するには、もちろん細部を聞く練習が必要なためディクテーションがおすすめです。part1はそんなに英文も長くないので労力も少ないかと思います。

 

Part2に関しては、出だしに注意するくらいしかありません。リラックスしてしまわないように。

 

 

Part3、Part4

part3,4では、僕はたまに英文を完全に聞き逃してしまうことがありました。ちゃんと集中して聴いていたら聞き取れていたはずなのに、です。

 

聞き逃さないために

これはどういうことかというと、Part3、Part4は問題文や設問を先に読むと思うんですが、その問題の正解のキーとなる文が流れたときつい反応してしまって、とりあえずその問題だけマークしてしまうことがあるんです。

そうすると、もちろん読み上げは待ってくれませんので、マークしている間にながれた英文は聞き逃してしまいます。

 

このようなミスは絶対に避けるべきです。間違えていい問題は、聞き取れなかった問題だけです。

これの対処法として今回やってみたのは、「リスニングが流れている最中は目をつぶるって聞き取ることにのみ集中する」というものです。

目から入る不必要な情報をカットするので、確実にリスニングに集中することができると思います。

実際、答えを先読みしてそこのキーとなる部分が聞こえたら、嬉しくてすぐにマークしたくなるかもしれないですが、やっぱりそれは抑えるべきなんです。どうせ忘れることなんてありません。集中して聞けてるんですから。

もちろんずっと目をつぶっておく必要はありませんが、このような姿勢で臨んだのは効果はあったと思います。聞き逃した!ってのは確実になくなりました。

 

先読みを効率よくするために

しかし、これは先読みがキチンとできていることが前提となる上、先読みの時間を削ることになります。

なぜかというと、リスニングが完全に流れ終わった後にすべてマークをすることになるからです。

よって先読みの精度、速度を上げる必要があるのですが、ではどうやって先読みの精度、速度を上げるのか。

今回は二つのことを意識しました。

「英文脳内再生」と「設問はすべて読まない」です。

 

 

僕は先読みの際に、一応読んではいるんだけど、正直頭に入ってない、なんて時がたまにありました。ただ、英文をなぞってるだけで、意味が全然取れない、みたいな。

それを防止するために、今回は英文を読んでいるとき頭の中で音読する感じで読んでみました。つまり、「脳内再生」です。

一回読んで、確実に覚えるために、口も使ってその英文により集中するためというイメージです。

これを意識してやっていくと、ただ英文を目がなぞっていくだけというのは無くなりました。

 

 

一回で完全に頭に入るようになると先読みの時間の短縮になりますが、それでも先読みに割ける時間というのはかなり少ないです。

そこで今回やってみたのが、「設問はすべて読まない」です。

これはどういうことかというと、例えば選択肢が

A. The man will go to downtown

B. The man will take tickets

C. The man will check his schedule

D. The man will go back to his office

 とかあるとすると、この時「選択肢の同じ部分は読まない」という方法です。

この例で言いますと、「The man will」は全ての選択肢に存在しており、全ての選択肢が彼の未来の行動を表しているのですから、何をやるかにのみ注意すればいいわけです。

よって「The man will」に目をくれる必要は全くありません。このような選択肢を見たときは、僕の場合

A. go downtown

B. take ticket

C. check schedule

D. back office

みたいな感じで読んで、意味をとって、記憶します。

そうすることによって時間が短縮できることはもちろん、無駄な情報をカットできるので選択肢も暗記しやすくなります。

 

そして、どうしても先読み全て終わらない、というときは三問ともの「問題文」を優先し読むことにします。

一番把握しておきべきはやはり「何を問われるか」ですので、それさえ分かっておいて、そこのキーをキチンと聞けたなら、あとは選択肢からマッチしているものを選ぶだけでいいからです。

 

 勉強方法について

今回は、上記のような小技というか意識を変えることでスコアアップを達成しましたが、もちろん勉強もしております。

というのも、小技や意識をきちんと本番に反映させるためにも練習は必要不可欠であるからです。

例によって、今回も模試を解きまくりました。

公式問題集はもちろん、以下の模試を解いてみました。友人から借りてやってみたのですが、かなり良かったと思います。

TOEIC(R)テスト 究極の模試600問 (CD・別冊解答・解説・DL特典付) (TOEICテスト 究極シリーズ)

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TOEICテスト超リアル模試600問(CD-ROM付)

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上記テキストを使ってきちんと練習を行えば、必ずスコアは上がるはずです。

 

単純に英語力を上げることがベストなのかもしれませんが、ただ単にスコアを上げるためなら小技を身に着けることや、意識を変えるだけで達成できてしまうものです。

しかし、それには練習が必要不可欠ということを忘れないでください。

次回の記事で、リーディング編を書きたいと思います。